肉離れ

肉離れは、スポーツをしていてよく遭遇するケガです。
肉離れとは、筋肉の筋繊維が切れた状態です。放置すると筋肉の中で血が溜まって重傷化しやすいケガです。

肉離れしやすい人
① 身体が硬い
② 足関節の可動域が狭い
③ 足がよくつりやすい(これを放置するとなりやすいです)

 

肉離れの分類
1度:微小断裂(足がつった状態)
2度:部分断裂(筋肉が部分的に切れた状態)
3度:完全断裂(筋肉が完全に切れた状態)→手術適応

 

 

 

肉離れをした箇所をエコーで診るとこのような画像になります。
エコー画像

上のエコー画像の赤い丸の中が肉離れして出血を起こしている箇所です。
エコーにより損傷程度や範囲が可視化出来ることで、より適切な治療が出来ます。

 

治療法
① 早期回復治療(超音波、微弱電流)
② テーピング固定(KTテープ)
③ 包帯固定
エコーにて経過観察をしながら、タイミングをみて運動療法などのリハビリをやることで再発防止とスポーツ競技復帰を目指します。
損傷程度にもよりますが、継続治療で完治は1〜3週間程度を要します。(リハビリ込み)

 

 2018/12/08 更新